日本に馴染んだグリーンカレーのお話
すっかりお馴染になったグリーンカレー。
なぜこんなに日本に浸透してきたのでしょうか。
おそらく、タイ料理が一般的に日本で知られるようになってきたのは、
1980年代後半のバブル期に、海外旅行に出かける人が増え、
エスニックブームがやって来たころ。
その当時、近場のリゾート地として人気となったタイに行って
初めてグリーンカレーを口にしたり、
日本にもタイ料理専門のレストランが増え始め、
会社帰りのOLさん達が、ちょっと変わった珍しいお店ができたから、
行って食べたのがきっかけだったり。
けれど、実はすでに、1970年代の初めには、
東京にタイ料理レストランの1号店ができていたそうで、
現在に至っては、東京だけでも500店以上はあるとも言われています。
おそらく、グリーンカレーを初めて口にした時、
辛くて食べられない!と思った人も多いのでは?
けれど、もう一度よく味わってみると、
日本にはない辛さ、色目、甘み、
そしてココナッツミルクとハーブの組み合わせに、
どんどん“やみつき”になり、
和食では味わえないテイストに
魅了されていった方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、その当時は食材を手に入れるのも困難で、
タイ料理には欠かせないナンプラーも、
タイの食材専門店でしか買うことができず、
1瓶2,000円と高価な存在で、買うのも在日タイ人がほとんどでした。
味の再現も難しく、
お店でしか食べることができなかったグリーンカレーが、
現在では、ご家庭で手作りできる商品、
簡単に温めるだけで食べられる商品が一般のスーパーに並び、
わざわざレストランに行かなくても食べられる、
とても身近な存在になりました。
グリーンカレー以外にも、
どんどん日本に浸透してきているタイ料理。
皆さんは、どんなタイ料理がお好きですか?
はまったきっかけは?
もし、新しいタイ料理を見つけたら
是非、チャレンジしてみて下さい!
いつものグリーンカレーに、和風のつゆをプラスすることで、日本人にも馴染みやすい味わいに大変身。「この商品を使ったレシピはこちら」をチェックしてみて!